映像人類学者の川瀬慈さん、奥様の冨士美さんにお声がけ頂き、岐阜県谷汲の善立寺主催の『寺子屋シネマ』にて、WS<書いて、読んで、聴く「戦争の声」>を実施しました。
当日は、お年寄りからお子さんまで約15名ほどの方が参加され、戦争に関する文字資料(手記や手紙、遺書など)に書かれた「ことば」を、小筆でなぞり、また音読するというワークを行いました。いろいろと改善点はありますが、自分自身としても手ごたえがある時間でした。
戦争に限らず、<かつてあったこと>を、忘却するところに、<これから>はないと思います。今後もそうした「かつてあったこと」を、自分たちの『からだ』につなげていく、そうした方法論を深めていきたいと思います。
世界と関わる技法についてのレクチャーも交えながら、岐阜の街や公園、神社などを散策し、特にクローズアップされた体験や場面を書作品にまとめました。
STENPORTでの個展「在る部屋」の関連イベントとして、ワークショップ「臨書」を開催しました。
弘法大師の風信帖を手本にし、2種のワークも交えながら、日常とは異なる時間を体感して頂きました。
tokyobike shop 高円寺の書展「ことばと場所」のクロージングイベントとして、書道ワークショップを開催しました。
空海の名品「風信帖」を手本に、書道の基本練習である臨書を120分で体験して頂きました。
臨書の思想的な背景、実際的な効果、また日常生活への応用などに関するレクチャーも含みながら、
充実した「時」をご参加頂いた6名の方には過ごして頂けたと思います。
2014年4月4日に、
岐阜県大垣市の私設文庫「森のいずみ」にて、
にほんごワークショップを開催致しました。
とても和やかな雰囲気の中、
それぞれのペースで、名言の書写練習に励んでいる姿が多くみられ、
今後も継続的に開催していく方向で調整中です。
2014年1月30日、
大垣別院幼稚園年長組の生徒を対象に
「こどもひらがな塾」のワークショップを開催しました。
(協力:明治書院、大垣別院幼稚園)
明治書院より刊行の「こどもひらがな塾」 を使用し、
「じんはひとなり」「わをもってとうとしとなす」「かんじんなことはめにみえないんだ」
の三つの言葉の書写練習、素読を行いましました。
子どもたちの記憶力には驚くばかりで、
わずか1時間の間に、ほとんどの子が上記3文の暗記が出来ました。
これからも楽しんで、たくさんの言葉に触れていってほしいと思います。
※当日の詳しいカリキュラム、写真が、(株)明治書院のホームページ上にアップされています。こちらよりご覧ください。
2013年7月6日、森の楽校にて、
6歳から一般の方を対象に
「偉人のことば えんぴつ練習会」を開催しました。
(協力:あきゅらいず美養品、森のおもちゃの日実行委員)
こどもも大人も同じ部屋に入り混じり、
素読をし、丁寧に書写する姿が多く見られ、
温かい雰囲気での稽古となったように思います。
一度の稽古では飽き足らず、2度参加してくれるお子さんも現れ、
主催者としても充実した時間となりました。
2012年12月7(金)・10(月)日 東京都杉並区富士見丘小にて2年生を対象に、
ワークショップ『書写で学ぶ「ことわざ」』を開催しました。 (2コマ×2クラス)
えんぴつ練習の基本となる姿勢や持ち方、文字の構造の講義後、4つのことわざ「失敗は成功のもと」
「好きこそものの上手なれ」「ちりも積もれば山となる」「情けは人のためならず」を書写練習。
書写練習の後は、サッカーの長友選手やips細胞の山中教授などの物語を読み上げ、クイズ形式で
ことわざと物語の関連をグループごとに考えました。
今回の授業のコーディネートを担当してくださった、杉並区学校教育コーディネーターの平田さんの
ご厚意で、こども達ひとりひとりの直筆による「御礼状」を頂きました。
心にじんわり沁みることばに溢れた文章ばかりで、一生の宝物となりました。